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カウンセリングルームの理想的な内装 カウンセリングに適した部屋の特徴を解説

2023.06.30お役立ちコラム

カウンセリングに適した部屋とは、一体どんな部屋なのでしょうか?
本記事ではカウンセリングに適した部屋の特徴とカウンセリングの内装で重要なポイントをご紹介します。
理想的なカウンセリングルームを作りたい心理カウンセラーは、ぜひ参考にしてください。

カウンセリングルームの理想的な内装 カウンセリングに適した部屋の特徴を解説

カウンセリングに適した部屋の特徴

カウンセリングルームは、心理カウンセラーとクライアントが向き合って話をする大切な空間です。
カウンセリングルームのインテリアは画一的である必要はありませんが、カウンセリングに適した部屋には共通する特徴があります。
ここでは、カウンセリングに適した部屋の3つの特徴をご紹介します。

クライアントがリラックスできる空間である

カウンセリングを行うためには、まずクライアントがリラックスできる環境を提供することが大切です。
落ち着いた色合いで窓から適度な自然光が入る明るめのお部屋は清潔感があり、居心地良く感じられます。
また、すっきりと整理された空間では視界に入るものが少なく、余計なことを考えずリラックスしやすくなります。

広すぎず狭すぎず、適度な広さがある

カウンセリングは、心理カウンセラーとクライアントの1対1で行うことが多いです。
親子やカップルのカウンセリングの場合は、クライアント側が2人ということもあります。
そのため、カウンセリングルームは2~3人が、互いのパーソナルスペースを守りながら座れることが大切です。
狭すぎる空間だと、互いの距離が近すぎて圧迫感を感じてしまう人も多いです。

一方で、広すぎる部屋の場合は、心理カウンセラーとクライアントの距離が離れすぎてしまい会話しにくくなります。
カウンセリングルームは広すぎず狭すぎず、6畳~10畳程度の空間が理想的です。

プライバシーが確保されている

カウンセリングでは、家族との関係や仕事関係での悩み、心の悩みなど、プライベートな内容を話します。
カウンセリング中に部屋の外へ話声が聞こえてしまったり、逆に部屋の外の音が聞こえてしまったりすると、安心して話すことはできません。

また、カウンセリングルームの様子が外から分かってしまうような、大きな窓やガラス戸のある部屋も、カウンセリングには向いていません。
心理カウンセラーとクライアントが安心して話せるように、プライバシーに配慮した部屋作りが大切です。

カウンセリングルームの内装作りのポイント

心理カウンセラーとして独立開業をする際に、カウンセリングルームをどのような内装にするか悩む人も多いでしょう。
カウンセリングルームのインテリアはホームページでも紹介することが多く、カウンセリング自体の印象やクライアントの満足度にも影響します。

ここでは、カウンセリングを成功させやすいカウンセリングルームの内装作りについて解説します。

色調 落ち着ける色合いを選ぶ

色には人の気分を左右する効果があります。
例えば赤やオレンジなどの明度や彩度の高い色は気分を高揚させる効果があり、逆に明度や彩度の低い黒やグレーは暗さを感じやすく陰気な気分にさせます。

カウンセリングでは落ち着いた気分でリラックスしてもらうことが大切なので、ベージュや薄めのグレーなどの落ち着いた色調が理想的です。

診療所などのインテリアでは清潔感のある白も人気がありますが、壁やカーテンが全て白で統一されてしまうと無機質な印象を与えてしまい、カウンセリングルームとして使う場合は温かみに欠けてしまう可能性があります。
アクセントとしてピンク、水色、緑色のアイテムをプラスするなどして、無機質になり過ぎないように気を付けましょう。

家具の選び方

カウンセリング中は心理カウンセラーとクライアント共に、椅子に座って行うのが一般的です。
1回のカウンセリング時間は40分~90分程度なので、そのカウンセリング中に座り続けていて疲れない家具を選ぶことが大切。

カウンセリングルームで使われる典型的なレイアウトは、デスクを介して椅子に座る形と、デスクなしでソファやアームチェアに座る形の2タイプがあります。
どちらの場合も無理のない姿勢で座れて疲れないものを選びましょう。

採光

カウンセリングルームは窓のある部屋が理想的。
しかし、大きな窓から外の様子がよく見えるようでは、景色に気を取られて落ち着いて話ができないし、「外からカウンセリングルーム内が見えてしまうのでは」と不安になります。

かと言って、窓のない部屋では陰鬱な雰囲気になりがちなので、程よい大きさの窓があり自然光が取り入れられるのが理想的。
窓から自然光を取り入れつつ、視界を遮る薄いカーテンなどを取り付けるのがおすすめです。

プライバシーへの配慮

心理的な悩みを相談するカウンセリングは、プライバシーがしっかり確保された状態で行う必要があります。
受付や待合室とはドアで仕切られて、話し声が漏れないよう防音に気を配りましょう。
また、カウンセリングルームの様子が外から見えないよう配慮する必要もあります。

観葉植物

カウンセリングルームには、基本的に必要な家具や道具以外に多くのものを置かない方が気が散りにくく、カウンセリングに集中しやすくなります。

家具だけでは殺風景に感じる場合、アートワークやオブジェを置くのではなく、観葉植物を取り入れてみましょう。
観葉植物の緑には心身をリラックスさせる効果もあるため、カウンセリングルームには理想的なアイテムです。

まとめ

カウンセリングルームの内装は、心理カウンセラーのカウンセリング技術と並んで、クライアントの満足度やカウンセリングへの評価を左右する重要なポイントです。

理想的なカウンセリングルームの特徴を押さえた上で、クライアントが安心してカウンセリングを受けられる空間を提供しましょう。

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